小学校高学年〜中学生くらいと思われる子供がお母さんと買い物に来てました。
↑こんな感じの男の子。
お母さんの買い物でレジに並んでいる途中にレジの横に置いてあるコロコロコミックを見つけて
「あ、コロコロだ。懐かしいな〜。久々にコロコロ見るな〜」
とそこそこ大きい声で執拗に“ボク、もうコロコロコミック卒業しました”アピールをしてて少し目立っていた。
うちのお店はこんな感じで↓
コロコロコミックを輪ゴムで留めてる(ふろくを固定するため)んだけど、その男の子は輪ゴムを無理やり広げてコロコロの中身を読んで「うわ、懐かし」とか言ってました。
そうこうしている間にその子のお母さんの会計の番に、それでも男の子はコロコロを無理やり読み続けます。
そしてお母さんのお会計が終わりました、それでも男の子はコロコロを無理やり読み続けます。
そしてお母さんはお店から出ました、それでも男の子はコロコロを無理やり読み続けます。
お母さんはショッピングモールからも出ました、それでも男の子は無理やり読み続けます。
お母さんがショッピングモールから出て1分くらいしてようやく彼はお母さんが近くに居ないことに気が付き小走りでお店から出ました。
彼はお店の周辺でお母さんを探しましたがモールから出てしまっているお母さんが見つかるはずもありません。
そして彼は先刻の“ボク、もうコロコロコミック卒業しました”アピールの時の声が嘘かと思えてしまうほど悲しげな声で叫びました。
その後彼はお母さんが出ていった出口と真逆の方向へとお母さんを探しに行きました。そして30分後、疲れきった顔をした男の子とお母さんが店の前を横切っていきました。
彼は今日の出来事でようやく本当にコロコロを卒業することが出来たのかな、と思いました。